自費診療を開拓していくための販売アドバイス
人の何倍もめんどくさがり屋の私でも、いよいよお尻に火がついてきました。健康保険診療に振り回されていたのでは、患者さんや、地域の方々の口腔健康育成はできない時代になってしまいました。つい最近開催された、大きなデンタルショーでも展示の中心は「審美歯科」そして「インプラント」でした。
しかし、コムネット会員の歯科医院の先生方にだけはご理解いただけると思います。審美歯科も、インプラントも「できる健康管理をしてこなかった」歯科医師と、歯科衛生士、歯科技工士の恥をさらしているようなものであることを。それらを本当に求めている方々がいるんだ!というお話は、厚生労働省がそれを健康保険に認めてから改めて論じましょう。
さて、心に決めた異性にプロポーズする時、「小さなYes」を積み重ねるという常套手段がありますね。その要領です。もし先生の診療室で、真剣に患者さんと地域の口腔健康管理を考えているのであれば、まずは、
このチョコレートを、すべての患者さんに紹介してください。
いかにこのチョコレートが、「ミュータンスの産生する、グルカンを抑制する」すばらしいものであるかを、先生や、歯科衛生士さんの独自の言葉と、キャラクターで熱く語ってください。あくまで、Give&Givenと考えてください。 このチョコレートで、大きな利益を生もうとする「売らんかな」、の意識が見えればチョコレートは患者さんに受け入れていただけません。最初はプレゼントするのです。
「お口の中が驚くほどサラサラになりましたね」
その効果を実感していただく為には「お口の中が驚くほどサラサラになりましたね」というフォローが必要不可欠です。そのチョコレートの単価が高いことが大きな魅力です。「虫歯になって歯を失うこと」「決して楽ではない治療」に比べて、いかに健康管理が人生にとって有効で経済効率が高いかを、お話しするチャンスになるからです。患者さんは誰でも、その場しのぎの歯科治療を求めているわけではなく、病気にならない健康を求めているのですが、それが叶わない夢だとあきらめているだけなのです。「もっとあなたは健康になれますよ」などと励ましても、さんざん打ちひしがれた歯科医療への不信感は早々払拭されるものではありません。
患者さんと、共同行動を起こしましょう。
「あなたのその健康になった、サラサラのお口を、多くの周りの方に広める必要がある!あなたにはその伝道者になってもらわねばならない」患者さんと、共同行動を起こしましょう。チョコレートを広めてくれるのは、実は患者さんなのです。 「健康管理は、保険ではとうていかなわない口腔育成は人生の中で、かなり大切で、しかも楽しいものである」 「健康管理のためにチョコレートにだって投資したのだから、メタルボンドやインプラントにも投資する価値がある」そのように、先生の思いを伝え広めてくれる口コミを操作したいのなら、まずは、歯医者さんの作ったチョコレートを、真剣に販売してみませんか?
医療法人 スマイルアート
歯 科 医 師 神谷 誠
(「歯医者さんが作ったチョコレート」開発者)